基礎体温とは?
朝起きて活動する前の体温が基礎体温で、婦人体温計を用いて舌下で測ります。
排卵のある女性ではこの基礎体温をグラフにすると、生理周期の中で低温の時期と高温の時期が存在することが分かるのです。
生理周期が順調な女性では、生理の後に卵巣内の卵が育って約2週間程度で排卵して、そのあとの黄体と呼ばれる組織から黄体ホルモンが出始めます。
この黄体ホルモンが基礎体温を上昇して子宮で内膜を着床しやすく整えるのです。
つまり、基礎体温が低温期から高温期に変化する途中で排卵が起こるので、基礎体温により排卵しているかどうか、良い排卵かどうか、排卵の周期などが分かります。
このように基礎体温をグラフにすることは、不妊治療で病院を受診する際にとても大切な情報になるのです。
さらに基礎体温表に、月経中に頭痛や下腹部痛などの体調変化の有無を記入したり、薬の服用や出血の量なども記載したりすることもおすすめします。
また性交のあった日も記録するとタイミングがずれていないかなどが分かりますし、検査の内容や治療の内容についても記入すると良いです。
基礎体温をつけることがストレスになるほど詳細に記入する必要はありませんが、できる限り個人の情報を伝えられるように工夫することをおすすめします。
初診時の持ち物
不妊治療は近年急速な発展を遂げているので、従来の治療では妊娠できないと考えられていた不妊についても解消できるようになってきました。
しかし、不妊症の検査や治療に関係する情報が氾濫していることから、理解しないままに検査や治療を受けているケースも少なくないのです。
誤った知識や誤解により妊娠への希望が途絶えることがないようにするためにも、医療スタッフとの信頼が大切ですし、1人ひとりに適した治療法を効率よく実施できることが大切になります。
その為には不妊治療を受ける病院選びが大切で、病院の口コミをひとつに参考にして選ぶと良いです。
丸の内の杉山産婦人科の口コミには、初診時は緊張と不安があったけど親身になって話しを聞いてくれたり、理解した上で治療方法を提案してくれたりして信頼関係を大事にして接してくれたというのがあります。
また、患者目線で丁寧な説明をしてくれたので安心できたとか、きちんとこちらからの質問に答えてくれるといったものもあるのです。
丸の内の杉山産婦人科では、初診時の持ち物として保険証・基礎体温表・問診票を提示しているので、準備して予約を検討してみることをおすすめします。