ご自身とパートナーの性別・年齢
私は妻側で37歳、主人も37歳です。
不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス
34歳の時、会社の長期休暇に合わせて初めて不妊検査を受けました。
その後1年4ヶ月で妊娠し、36歳で出産しました。
不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯
32歳の時に妊娠しましたが、すぐに稽留流産してしまいました。
その時はまだ、そのうち妊娠するだろうと気長に考えていました。
3ヶ月後、妊活を再開し、基礎体温を測ったり、体調を整えたりしながら、妊活アプリを使用して自己流でタイミングを取り始めました。
その後1年経っても妊娠出来ないので焦りを感じ始め、不妊検査を受ける事を決めました。
受けた治療の経緯
妻側の私は、月経周期に合わせた血液検査でホルモン値等を調べ、周期の合間に卵管造影検査をしました。
どちらも特に問題がなかったので、タイミング法での治療が始まりました。
月経終了後、排卵日前に排卵日を特定するための検査、排卵後にきちんと排卵されているか確認する検査で、月に2、3回通院していたと思います。
とにかく採血が多かったです。
タイミング法で6ヶ月がすぎた頃、主人の精液検査と人工授精へのステップアップを勧められました。
主人は出張が多くなかなか通院できないこともあり、精液検査に少し時間がかかってしまいました。
検査結果は問題ありませんでしたが、私の仕事も忙しくなり、しばらくタイミング法を続け、次の長期休暇に合わせて人工授精にトライする事を先生と相談して決めました。
ちょうど長期休暇の前の周期に妊娠していることがわかりました。
治療を受けた病院を選んだ理由
不妊検査をすると決めた際、職場には知られたくなかったので、自宅近くの病院にしようと考えていました。
電話で問い合わせたところ、検査の予約が3ヶ月待ちと言われて驚いたのを覚えています。
いろいろ調べて、不妊専門病院はどこも待ち時間がかなり長いと分かったので、あまり規模が大きくなく比較的予約が取りやすい病院を探す事にしました。
妻側の通院する頻度が高い事を想定して、私の勤務先の近くで、定時に退社しても間に合う、という条件を最優先しました。
検査後何か問題があった場合に、高度な治療までステップアップできる、というのも重要です。
途中で転院となると、転院先で再度検査が必要な場合もある様で、とにかく可能な限り治療にかける時間を短くしようと思いました。
他にも、検査と治療にかかる費用、お子さん連れは遠慮、というのも多少参考にしました。
勤務先が都内だったこともあり、何とか希望に合う病院がみつかりました。
不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ
不妊検査、不妊治療、と聞くと、痛い検査や高額な治療を思い浮かべて、受診をためらってしまう方もいらっしゃると思います。
でも、検査も治療も段階を踏んで進むので、いきなり全員が頻繁に通院して痛い治療ばかりをするわけではありません。
最初の不妊検査で原因が特定されれば、治療も早く始められ、その分妊娠も早くなります。
原因が分からない場合でも、自己流でタイミングをとっているより確実に妊娠の可能性が上がりますし、
人工授精や体外受精にステップアップする事ができる安心感もあります。
どうして妊娠しないのか、少しでも気になっているなら、年齢に関係なく、1日でも早く受診される事をおすすめします。
お仕事をされている方は仕事と両立できるかどうか心配もあるかと思いますが、実際通院してみて治療が進んでから方針を決めても良いと思います。
私の通院していた病院は、内装も綺麗で、先生のお人柄にも支えられ、重苦しい気持ちにならずに通院する事ができました。
あまり頭で考えてすぎて身構えずに、もっと早く受診していれば良かったと後悔しました。
個人的な感想ですが、これから不妊検査を検討されている方に少しでもご参考になればと思います。