ご自身とパートナーの性別・年齢
私 49才(男)
妻 38才(女)
不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス
治療開始は,私37才,妻26才でした。
既に出産済みで子供は10才になりました。
不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯
結婚して1年ほど自然に任せていましたが,もともと妻が生理不順で,基礎体温を付けてみたものの,排卵の兆候が見られないことから,生理不順の治療を兼ねて不妊治療を始めました。
最初は大がかりな不妊治療のつもりもなく,地元の産婦人科の先生にかかっていました。
しばらく治療をしてみても改善の兆候が見られなかったことから,その産婦人科の先生のお知り合いであった不妊治療専門の先生の紹介を受け,本格的な治療に入りました。
治療の経緯
地元の先生にかかっていたときは,生理不順のピルとタイミング法を試していました。
しばらくしても排卵の兆候が見られないことから,排卵誘発剤とタイミング法を併用していました。半年ほどしても妊娠の兆候が見られなかったことから,不妊治療専門の先生を紹介していただきました。
不妊治療専門の病院では,最初に妻の血液検査,子宮造影,内診を行い,私の精液検査も実施しました。
結果は両者とも異常はないこと,また,タイミング法を経験済みであったことから,いきなりIVFで行きましょう,ということになりました。
IVFでは,最初に排卵誘発を行いましたが,採卵時に卵巣が腫れてしまったことから,採卵と移植が別のタイミングになりました。
結果,1回の移植で妊娠しましたが,7週で流産してしまいました。
その後,残った受精卵を再移植し,2回目の移植で無事に出産できました。
治療を受けた病院を選んだ理由
もともと地元の産婦人科の先生のお知り合いということで評判も良く,地元地域で1番人気の不妊治療専門病院ということが決め手になりました。
自宅から120kmくらいあり,高速で1時間くらいかかりましたが,地元の先生と連携してくれることになり,特に時間重視のhCGなどは,夜中の22時に地元の先生で駐車してもらい,翌日に専門病院で採卵など,かなり優遇してもらいました。この点は,感謝してもしきれないです。
週に1度くらい,高速で通う必要がありましたが,ちょっとしたドライブと割り切り,夫婦2人で通うようにしてました。
不妊治療は特に女性に肉体的にも精神的にも負担がかかりやすいので,病院終わりに近くでランチをしたりして,気分転換を図っていました。そういう意味では,適度な距離感だったと思います。
不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ
私たちは運よく,たった2回の移植で子供を授かることができました。
たった2回でも,通院,採卵,移植とかなり時間もお金もかかることばかりでした。
ただ,最近お金は自治体の補助がかなり手厚く,私たちの住んでいたところでは,県と市からそれぞれ補助が出て,ぷっちゃけほとんど持ち出しなしで治療を受けることができました。
一方,通院はどうしても女性に負担が活きがちです。
これから不妊治療を始めようと考えていらっしゃるご夫婦に是非お伝えしたいのは,子供は女性一人でつくるものではないということです。不妊治療はただでさえ塞ぎ込みがちになります。そんな時,男性のバートナーがぜひ女性の方を支えてください。
赤ちゃんもママとパパが仲良くしていれば,必ず来てくれると思います。皆さんのところにもかわいい赤ちゃんが授かることを祈っています!