不妊治療口コミ「不妊治療に特化した婦人科を選びました」

ご自身とパートナーの性別・年齢

私は37歳、夫36歳です。

不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス

不妊治療を始めた時は私は35歳、夫は34歳でした。

現在は無事妊娠し、治療が終了しています。

不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯

もともと子どもがほしい気持ちはあったのですが、経済的な面でなかなか安定しなかったため、先送りとなっていました。

ついに35歳になり、経済的に安定したとは言えませんでしたが、これ以上遅れると本当に授からないと思い、ギリギリのところで妊活に踏み切りました。

が、半年ほど経っても授からなかったため、不妊検査・不妊治療を受けるに至りました。

受けた治療の経緯

まずは検査をいくつか受けながら同時並行でタイミング指導を2回受けましたが、妊娠しませんでした。

検査の結果、夫には問題はなく、私のプロラクチンが高いという結果が出たため、投薬開始となりました。

医師からは6回のタイミング指導を提案されましたが、年齢的に時間がないことから、その後人工授精にステップアップし、5回受けました。

かなり期待していましたが、これも全く妊娠できませんでした。

その後、医師の提案通りに体外受精にステップアップしました。

採卵は怖かったですが、静脈麻酔でしたので問題なく受けることができました。

幸いにもいくつか受精卵ができ、胚盤胞に育ってくれて、そのうちの1つが今お腹にいて成長しています。

治療を受けた病院を選んだ理由

まず、「不妊治療もやっている婦人科」ではなく「不妊治療に特化した婦人科」を選びました。

その上で、1ヶ月に何度か通う必要があることから、立地はかなり重視しました。

仕事の前や帰りに寄れるような場所と診療時間であること、あまり待たされずに済むことは必須条件でした。

その他、ステップごとの妊娠率を比較して比較的高いところを選びました。

治療費は比較した中では決して安い方ではありませんでしたが、それを払ってでも通いやすさと妊娠率の高さを優先して決めました。

医師についても念のため調べましたがあまり素人が見て比較できるポイントではないので、経歴を明らかにしていることだけ確認しました。

不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ

不妊検査・不妊治療を少しでも検討しているのであれば、すぐにでも、自分だけでもクリニックに行ってみることをおすすめします。

一度検査を受けだすと検査費用がかなりかかることからなかなか他のクリニックには行きづらくなってしまいますが、まずは相談だけしてみて、もしも合わないと思えば他のクリニックに行っても問題はありません。

不妊治療は一ヶ月でも若い方が良いと言われますし、遅くなってより治療費がかかるよりは早い方が良いと思います。

クリニック選びには、妊娠率のデータを公開しているところを比較して検討することをおすすめします。

1人でも多くの人が願いを叶えられますように。

不妊治療口コミ「自分で見当をつけるよりも病院へ」

ご自身とパートナーの性別・年齢

夫48歳男性、妻37歳女性

不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス

2019年の1月からです。

夫48歳、妻37歳の年齢です。

妊娠中です

不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯

同棲して一年、その後結婚して丸一年経っても、全然妊娠できなかったので病院に行ってみる事にしました。

同棲している間は、排卵日など気にもせず2日に一度行為があり、結婚してからは排卵日を意識し、市販の排卵テスト機を使って大体の予想を付けたのにもかかわらず、妊娠に至りませんでした。

義理の母からいい知らせはまだかと言われたり、良い漢方薬をあげると言われたりしていた中、ついに、会う度にしつこく一緒に病院に行こうと言われるようになりました。

さすがに一緒には行きたくないので、一人で病院に行く事に決めました。

受けた治療の経緯

妻も夫も不妊検査を受けました。

血液検査や卵管の検査、夫は精液の検査もしました。

妻には約3センチの子宮筋腫があり、それがちょっと気になるけれども、二人とも大きな異常はなく、まずはタイミング法で行こうという事になりました。

排卵日近くになると病院へいき、排卵誘発剤を打ってから言われた日に合わせて行為をし、排卵後にはホルモンの膣剤を挿入しました。

治療開始から5回目のタイミングで妊娠しましたが、8週で流産しました。

その後、3回の生理を見送りました。

その後病院へは行かず2度目のタイミングで妊娠がわかりました。

治療を受けた病院を選んだ理由

私がその病院を選んだ理由は、この街で産婦人科と言えばココ!と言ったような誰もが知る有名で評判の病院だったからです。

その評判の通り、1時間ほど待つ事もありますが人が絶えずやってくるというのはみんなが満足しているからだとポジティブに受け取っています。

その病院には先生が数人いますが、一番最初に病院へ行った時には先生の希望はありませんでした。

病院から割り当てられた担当医とは合わないと感じたため、他の先生に変えた所、気分も前向きになり気分が重かった病院通いも、気分よく病院を後に出来るようになりました。

よい先生に出会えてよかったです。

不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ

不妊治療を始めてみて、はじめて私は排卵が少し遅いのだとわかりました。

病院に行く前までは生理周期アプリなどで出る排卵予定日の2日前や前日に行為を行っていました。

しかし、病院へ行ってみると排卵が数日遅い事がわかりました。

私たちの行為は少し早すぎたのです。

やはり予想は予想。

見当は見当であることがわかり、病院へ行くメリットを感じました。

治療を開始してしまったら、その分、病院や先生や周りの言葉、毎月来る生理などで心が痛い事も多くなったのは事実です。

流産を含め2度妊娠できましたが、その2度とも、もういいやこのまま自由気ままに生きていこうと楽に考えて、お酒や大好きなコーヒーも特に気にせず取って過ごした時に妊娠が分かりました。

インターネットで検索魔になったり、チクチク痛いもしかして?と考えたり、お酒やコーヒーやパンなど好きな物を制限して、妊活ご飯というものを義務的に取っている時はできませんでした。

自分が見当をつけている事が違うかもしれませんので、病院へ行ってみるのも良いと思います。

病院へ行ってみて、やっぱり行かない!という選択はいつでもできます。

不妊治療口コミ」「勤務先の近くで治療」

ご自身とパートナーの性別・年齢

私は妻側で37歳、主人も37歳です。

不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス

34歳の時、会社の長期休暇に合わせて初めて不妊検査を受けました。

その後1年4ヶ月で妊娠し、36歳で出産しました。

不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯

32歳の時に妊娠しましたが、すぐに稽留流産してしまいました。

その時はまだ、そのうち妊娠するだろうと気長に考えていました。

3ヶ月後、妊活を再開し、基礎体温を測ったり、体調を整えたりしながら、妊活アプリを使用して自己流でタイミングを取り始めました。

その後1年経っても妊娠出来ないので焦りを感じ始め、不妊検査を受ける事を決めました。

受けた治療の経緯

妻側の私は、月経周期に合わせた血液検査でホルモン値等を調べ、周期の合間に卵管造影検査をしました。

どちらも特に問題がなかったので、タイミング法での治療が始まりました。

月経終了後、排卵日前に排卵日を特定するための検査、排卵後にきちんと排卵されているか確認する検査で、月に2、3回通院していたと思います。

とにかく採血が多かったです。

タイミング法で6ヶ月がすぎた頃、主人の精液検査と人工授精へのステップアップを勧められました。

主人は出張が多くなかなか通院できないこともあり、精液検査に少し時間がかかってしまいました。

検査結果は問題ありませんでしたが、私の仕事も忙しくなり、しばらくタイミング法を続け、次の長期休暇に合わせて人工授精にトライする事を先生と相談して決めました。

ちょうど長期休暇の前の周期に妊娠していることがわかりました。

治療を受けた病院を選んだ理由

不妊検査をすると決めた際、職場には知られたくなかったので、自宅近くの病院にしようと考えていました。

電話で問い合わせたところ、検査の予約が3ヶ月待ちと言われて驚いたのを覚えています。

いろいろ調べて、不妊専門病院はどこも待ち時間がかなり長いと分かったので、あまり規模が大きくなく比較的予約が取りやすい病院を探す事にしました。

妻側の通院する頻度が高い事を想定して、私の勤務先の近くで、定時に退社しても間に合う、という条件を最優先しました。

検査後何か問題があった場合に、高度な治療までステップアップできる、というのも重要です。

途中で転院となると、転院先で再度検査が必要な場合もある様で、とにかく可能な限り治療にかける時間を短くしようと思いました。

他にも、検査と治療にかかる費用、お子さん連れは遠慮、というのも多少参考にしました。

勤務先が都内だったこともあり、何とか希望に合う病院がみつかりました。

不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ

不妊検査、不妊治療、と聞くと、痛い検査や高額な治療を思い浮かべて、受診をためらってしまう方もいらっしゃると思います。

でも、検査も治療も段階を踏んで進むので、いきなり全員が頻繁に通院して痛い治療ばかりをするわけではありません。

最初の不妊検査で原因が特定されれば、治療も早く始められ、その分妊娠も早くなります。

原因が分からない場合でも、自己流でタイミングをとっているより確実に妊娠の可能性が上がりますし、

人工授精や体外受精にステップアップする事ができる安心感もあります。

どうして妊娠しないのか、少しでも気になっているなら、年齢に関係なく、1日でも早く受診される事をおすすめします。

お仕事をされている方は仕事と両立できるかどうか心配もあるかと思いますが、実際通院してみて治療が進んでから方針を決めても良いと思います。

私の通院していた病院は、内装も綺麗で、先生のお人柄にも支えられ、重苦しい気持ちにならずに通院する事ができました。

あまり頭で考えてすぎて身構えずに、もっと早く受診していれば良かったと後悔しました。

個人的な感想ですが、これから不妊検査を検討されている方に少しでもご参考になればと思います。

不妊治療口コミ「生理不順の治療を兼ねて始めました」

ご自身とパートナーの性別・年齢

私 49才(男)

妻 38才(女)

不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス

治療開始は,私37才,妻26才でした。

既に出産済みで子供は10才になりました。

不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯

結婚して1年ほど自然に任せていましたが,もともと妻が生理不順で,基礎体温を付けてみたものの,排卵の兆候が見られないことから,生理不順の治療を兼ねて不妊治療を始めました。

最初は大がかりな不妊治療のつもりもなく,地元の産婦人科の先生にかかっていました。

しばらく治療をしてみても改善の兆候が見られなかったことから,その産婦人科の先生のお知り合いであった不妊治療専門の先生の紹介を受け,本格的な治療に入りました。

治療の経緯

地元の先生にかかっていたときは,生理不順のピルとタイミング法を試していました。

しばらくしても排卵の兆候が見られないことから,排卵誘発剤とタイミング法を併用していました。半年ほどしても妊娠の兆候が見られなかったことから,不妊治療専門の先生を紹介していただきました。

不妊治療専門の病院では,最初に妻の血液検査,子宮造影,内診を行い,私の精液検査も実施しました。

結果は両者とも異常はないこと,また,タイミング法を経験済みであったことから,いきなりIVFで行きましょう,ということになりました。

IVFでは,最初に排卵誘発を行いましたが,採卵時に卵巣が腫れてしまったことから,採卵と移植が別のタイミングになりました。

結果,1回の移植で妊娠しましたが,7週で流産してしまいました。

その後,残った受精卵を再移植し,2回目の移植で無事に出産できました。

治療を受けた病院を選んだ理由

もともと地元の産婦人科の先生のお知り合いということで評判も良く,地元地域で1番人気の不妊治療専門病院ということが決め手になりました。

自宅から120kmくらいあり,高速で1時間くらいかかりましたが,地元の先生と連携してくれることになり,特に時間重視のhCGなどは,夜中の22時に地元の先生で駐車してもらい,翌日に専門病院で採卵など,かなり優遇してもらいました。この点は,感謝してもしきれないです。

週に1度くらい,高速で通う必要がありましたが,ちょっとしたドライブと割り切り,夫婦2人で通うようにしてました。

不妊治療は特に女性に肉体的にも精神的にも負担がかかりやすいので,病院終わりに近くでランチをしたりして,気分転換を図っていました。そういう意味では,適度な距離感だったと思います。

不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ

私たちは運よく,たった2回の移植で子供を授かることができました。

たった2回でも,通院,採卵,移植とかなり時間もお金もかかることばかりでした。

ただ,最近お金は自治体の補助がかなり手厚く,私たちの住んでいたところでは,県と市からそれぞれ補助が出て,ぷっちゃけほとんど持ち出しなしで治療を受けることができました。

一方,通院はどうしても女性に負担が活きがちです。

これから不妊治療を始めようと考えていらっしゃるご夫婦に是非お伝えしたいのは,子供は女性一人でつくるものではないということです。不妊治療はただでさえ塞ぎ込みがちになります。そんな時,男性のバートナーがぜひ女性の方を支えてください。

赤ちゃんもママとパパが仲良くしていれば,必ず来てくれると思います。皆さんのところにもかわいい赤ちゃんが授かることを祈っています!

基礎体温には不妊に関する大切な情報が詰まっている?

基礎体温とは?

朝起きて活動する前の体温が基礎体温で、婦人体温計を用いて舌下で測ります。
排卵のある女性ではこの基礎体温をグラフにすると、生理周期の中で低温の時期と高温の時期が存在することが分かるのです。
生理周期が順調な女性では、生理の後に卵巣内の卵が育って約2週間程度で排卵して、そのあとの黄体と呼ばれる組織から黄体ホルモンが出始めます。
この黄体ホルモンが基礎体温を上昇して子宮で内膜を着床しやすく整えるのです。
つまり、基礎体温が低温期から高温期に変化する途中で排卵が起こるので、基礎体温により排卵しているかどうか、良い排卵かどうか、排卵の周期などが分かります。

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一定期間治療しても不妊が解消しない時には

不妊治療が増えている?

健康なカップルが避妊をすることなく性生活をしていても、一定期間妊娠しない場合を不妊症と言います。
以前はこの一定期間が一般的には2年と考えられてきましたが、近年は様々な社会的背景から1年と日本産科婦人科学会で定めているのです。
また近年は結婚年齢が上がって赤ちゃんを望む年齢が高齢化していることや、不妊治療が普及してハードルが低くなったことも影響して不妊治療を受ける人が増えています。
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女性に多い不妊の原因として考えられるものは

女性の原因として多いのは

健康な男女が避妊をしないで一定期間夫婦生活をしても妊娠しない状態を不妊と言います。
通常、夫婦生活を送っていると1年で80%、2年で90%の夫婦が妊娠することから、日本産科婦人科学会では自然妊娠しない一定期間の目安は1年としているのです。
また不妊の原因が女性側のみというケースは約41%で、男性のみは約24%・男女双方は約24%・原因不明は約11%で約半数は男性にも原因があることがわかっています。

では女性の原因として多いのはどのようなものがあるのかというと、自力で排卵を起こすのが難しい排卵障害というのがあるのです。
ホルモンの指令で卵子は成長しますが、ホルモン分泌量が少なかったり、正常に指令を卵巣が受け取れなかったりすると、卵子が正常に育たなくて排卵が起こりにくくなります。
また卵子の老化でうまく排卵されないことや、卵巣の表皮が硬くなって卵子が外へ出られない病気で起こることもあるのです。
卵巣と子宮をつなぐ役割を担っている卵管が詰まったり、くっついたりする卵管障害も不妊の原因になります。
ただ卵管は左右2本あるため、どちらか1本が正常なら自然妊娠の可能性は考えられるのです。
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不妊は妻だけではなくて夫に問題があることも

夫由来の不妊の原因

不妊といえば妻の問題と考える方が多いでしょうが、不妊の原因が夫のみ又は夫婦二人にあるケースは約48%で、実際には不妊の原因の半数は夫由来といえるのです。
男性不妊に関する情報が少ないために、まさか俺がと思う方が多いでしょうが、不妊症の原因の約半数を占めていると認識する必要があります。
夫の不妊症の主な原因としては、精子がたくさん作れない造精機能障害で全体の約82%、性行為ができない性機能障害が約13%、精子が通れない・出てこない閉塞性精路障害が約4%です。

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不妊を招く可能性が考えられる運動不足?

不妊と運動不足の関係

筋肉量や体脂肪率が妊娠に影響すると考えられていて、痩せすぎていても太りすぎていても妊娠しにくいとされています。
また、妊娠するのに大切な卵巣を最良な状態にするには、血流を良くして栄養を卵巣へ届けることが重要です。
それから、血流が良い状態なら着床に適した状態に排卵後の子宮内膜が近づきやすくなります。
このようなことから運動不足が結果的に不妊を招く要因になることもあると考えられるので、妊活中の運動不足を解消して筋肉量を増やし血流の改善をすることがおすすめです。

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不妊治療の経済的負担の軽減を図る助成金

支援してくれる助成金

丸の内の杉山産婦人科では、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため可能な限り保険診療を行うよう努力しています。
しかし不妊検査や治療内容によっては保険診療できない場合があって、不妊治療の費用が不妊に悩む夫婦の経済的負担になることもあるのです。
そのような時に活用したいのが、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため厚生労働省が実施している特定治療支援事業で、高額な医療費がかかる不妊治療に要する費用の一部を助成しています。

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